開拓者としての運命を持つ仁命。
何事につけても「独学独歩」の試練にぶつかり、
自らの手で運命を切開かなくてはいけない。

師事するものは現れるが、表面的なものに終わり、
実際の行動の指針、決断は自分自身。
自由であるが、責任も有する運命。
全く経験のないものを学ばなければならない場面も多い。

だが、それが特殊な環境下でツボにはまれば、
大きな成果をあげる事もある。
ただ、大きな成果のまま長続きはしない。

運命が移動性だからである。

集団の中で、リーダーに立たされる場面もある。
その際に自分の宿星が、
リーダーとして立つべき性質を持っていれば、
結果を出し易いが、
そういう性質を持たない宿星の持ち主だと、
プレッシャーで潰れてしまう可能性もある。

集団に影響を与える、重要な決定を迫られる事も多い。
責任は大きい運命にあり、
結果には必ず本人の決断が反映される。
ゆえに、クリエィティブな職業に
従事する機会が多くある。



仁命の出会い・恋愛・別れ--

物事の先頭に立つ機会の多い仁命は、
仕事・友人関係にはわりかし恵まれる運命を持つ。

特に、その道での実力者や権威ある人物、
人脈を多く持つ人物との出会いもある。

しかし、なかなかそれを活かす事はできない。
運命が移動性であるがゆえに、そう言った人物を
系統立てて活用する機会を、逃してしまうのだ。
友人としてはともかく、
そう言った人間を有効な協力者として利用できる時間が、
限られてしまうのが仁命の特長である。

恋愛は、あまり出会いは多くない。
もともと「道を駆け上がりっ放し」の運命なので、
恋愛自体が「道草的」なものになってしまうからである。
ただ、精神的な支えを常に欲しがる運命でもあるので、
「道草的」といっても「浮ついた恋愛」というのは、なかなかする暇がない。
一度好きになると「本気の相手」として付き合う事になる。

歳の上下にかかわらず、「慕われる」という形から入る恋愛が多いので、
出会いも「受動的」なものになる。
恋愛自体において「相手を引っ張っていかないといけない」
プレッシャーのある付き合いになりがちで、
そのせいか付き合いが深くなると「意見の衝突」が
多く運命に発現してくる。

よって、仁命の「別れ」も、「衝突」の形が多く発現し、
「ケンカ別れ」になる場合が多い。

後になれば、「なんであんな事で」と思いがちな別れ方なので、
時間が立てば、別れた相手とも
結構穏やかに話せるような、再会の仕方も多いのである。



仁命の試練「不足」--

仁命は常に「不足」の試練に曝される。

なにかが、足りない。
なにをするにしてもである。

それは時に「経済的」なものであったり、「技術的」であったり、
また恋愛においても、相手に対して、
「何かが足りない」といった感覚に襲われる瞬間がある。

その不足感は、じつは「理想の高さ」から来ている。
仁命の運命は、最初に「高い理想」を提示される運命で、
そこから現実とのせめぎ合いになる場合が多く、

「妥協するのか、貫くのか」という選択が発現する。

そして、仮に理想を貫くなら。

「自らの努力で解決するのか」?
「誰かの助けを借りるのか」?

逆に妥協するなら。

「他の道を模索するのか」?
「別の理想で補うのか」?

それぞれの宿星が、仁命によって「試される」瞬間である。






しかし、天が与えし仁命が、
本当にあなたに学ばせようとしているのは、

「全ての人が、汝のように理想を追える人生とは限らない」

と言う事なのかもしれない。